注文住宅を建てるときの予算をどう決めたか?

  • 体験談

家を買うとなれば重要なのはお金です。「人生お金じゃない」って考えていても、お金はないといえは買えません。

僕の勝手な感覚だと、95%の人が家を買うときにお金のやりくりに苦労するんじゃないのかなと思います。
購入時はローン返済できると思ってたけど、だんだん返済が辛くなってきたなんて人も多いでしょう。
残りの5%くらいの人がうらやましい。次の人生はそちら側がいい(笑)


自宅を現金で一括購入なんて夢ですけど、夢はしょせん夢に過ぎないので、現実的に予算を検討します。
言うまでもなく、住宅購入を実際にされる大体の人が住宅ローンを組みます。サラリーマンの方は特にでしょう。

住宅ローンを組むときに重要なのが、自分の仕事、年収、家族構成、連帯保証にとなる親の資産です。
意外だったのは、親の資産額がローンの融資金額に影響を与えているということでしょうか。
よく考えれば当たり前のことですが、借金とは無縁の生活をしてきた自分としては新鮮でした。(車も購入したことなかったので)


そんな当時の僕がどれくらいローンで借りられるか調べるために利用したのが、ネット上にある銀行のネットシミュレーションでした!

ほとんどの銀行でシミュレーションができるので、みなさんがよく利用している銀行で検索してみるといいでしょう。
「◯◯銀行 住宅ローン シミュレーション」なんて検索すると一発です。

僕がシミュレーションしたときは、年収〇〇◯万円、返済期間25年、返済負担率25%で設定して確定しました。


結果は…….


なんと5500万円!!えーーーー


想像以上に高くってびっくり仰天。
なんか、自分の知人で年収も決して高くない人が豪華な家に住んでいる理由が分かった気がしました。倹約家で節約志向の強い妻もこの額には「すごいわね」の一言(笑)


でも、あとから振り返って気がついたのが
シミュレーションにも2種類あるんです。借入額シミュレーションと返済シミュレーション。

利用すべきは、返済シミュレーションなんです。現実的な金額が出てきて返済計画がイメージしやすいです。
借入額シミュレーションは「私でもこんなに借りられるのか」と利用者に勘違いをさせるだけです。(僕も勘違いしました笑)


ネットの試算に期待せず現実を知りたくて銀行へ


僕でも5000万くらい借りられるのかとちょっと浮かれつつも、銀行にも行かないとと思いましたね。

お金を本当に借りるとなると金融機関に行く必要がありますし、本当にそんな額が借りられるのか怖かったので笑


実際に訪問してみると、自分のことやら家族やら両親やらのことを聞かれ答えていくの繰り返しです。
どこの金融機関も一定の書式があり、担当者と話す前にそれらを記入するのですが、同じ作業ばかり要求されると本当に疲れますね(笑)

やっと終わって金額聞くと、4000万円は借りられることが判明。なかなかの金額。ただ、額が大きすぎて将来的に返せるか心配に。
実際4000万円借りたら返済期間も長いし、返済負担率の相当だったので、現実的には2000万から3000万円くらいだろうとあたりを付けました。


いったん家に帰って妻と予算の相談。


僕は「返す自信があまりないのと、極力借金は少なくしたほうが良いという考えなので、ローン金額をなるべく安くしよう」というと、 妻が「家を買うのに後悔したくないからある程度のお金をかけたいと言いだし、対立。この時点で僕に勝ち目がないことはわかっているが、反発してみた。

最終的には僕が考えていた金額の少し高い金額に落ち着きました。ふーう


やはり僕は妻の押しには弱い笑


予算を建てる時の注意点


家を建てたい気持ちだけでは家は建ちません。
やはり建てたからには、その料金を支払う必要があります。


まずは自分にどれくらいの貯金があり、どれくらいの住宅ローンが組めるのか把握しておきましょう。
住宅ローンを計算するときに、月々の返済金額に無理のないようにしておくのがポイントです。


「残業を増やせば最悪、将来の給料も上がるだろう」と安易な推測はいけません。
また、奥さんの収入を計算に入れるのは危険です。


子供ができれば奥さんは離職する可能性も高いし、現在フルタイムで働いているのであれば、それを続けられなくなることも想定に入れておいたほうが良い気がします。
子供が生まれれば、これから養育費がかかるでしょう。


いろいろと現状と将来を考慮したうえで余裕のある住宅ローン計画を立てたほうが賢明だと思います。
なぜなら、結構低めにローン金額を抑えた私が、今、ローンの支払いで結構辛いも思いをしているからです(笑)