ダイケンホーム&サービス

ダイケンホーム&サービスは、大手建材メーカーの大建工業を親会社とするハウスメーカー。平成11年に設立されており、住宅業界の中では歴史の浅い存在です。全国展開にまでは至っておらず、関西を中心に、中部と関東に支店を設けています。知名度的にも他のハウスメーカーに比べて低く、知っている人が少ないはずです。

ダイケンホーム&サービスの特徴とは

ダイケンホーム&サービスの特徴は、大建工業が親会社であることだと言ってもいいかもしれません。よくも悪くも大建工業の影響を受けています。細かく特徴を見ていきましょう。

特徴その1 比較的低価格

ダイケンホーム&サービスは親会社である大建工業から建材を安く手に入れることができます。これは子会社ならではの利点。大建工業の建材を利用している他のハウスメーカーや工務店では到底実現できないような価格になっているみたいです。業界で最安ではありませんが、平均的な坪価格で比較すると、ダイケンホーム&サービスの坪価格は安いです。

やはり、建材の価格はもろに住宅の価格に影響するので、いかに安く建材を入手するかはハウスメーカーにとっては重要になっています。アキュラホームが取り入れている「アキュラシステム」もその例です。

特徴その2 分譲住宅が大半

建材を安く取得できるのはいい意味で、大建工業の存在が影響しています。しかし、必ずしもいい影響だけをもたらしているとは限りません。当然あまりよくない影響ももらたしています。その代表的な例が、あまり住宅事業を拡大できないということでしょう。なぜなら、大建工業の取引先として大手ハウスメーカーがいるからです。ダイケンホーム&サービスが市場を拡大させることで、取引先の市場を奪ってしまいます。そうすると、グループ全体としての利益は損なわれますよね。ダイケンホーム&サービスに安く建材を流すよりも、他のハウスメーカーにより高く建材を販売したほうがいいですよね。

市場をあまり拡大できないなかで、ダイケンホーム&サービスは分譲住宅の販売を中心としています。このような背景があるので、ダイケンホーム&サービスの知名度は全国的に見ると低いです。限られた場所でこじんまりと住宅を販売していると言っていいでしょう。

特徴その3 事業拡大が難しい

ダイケンホーム&サービスはツーバイフォー工法を採用しています。この工法は外力に対して強いです。耐震性や台風性に優れていることということです。でも、やはり利用する建材によってそれぞれの性能は変わってきます。ダイケンホーム&サービスでは、大建工業からこだわりの建材を入手しているということで、耐震性と耐風性に秀でた住宅を提供できています。

さらに、こだわりの建材は、シロアリにも強いことです。なぜなら、建材を特殊な薬品でコーティングするときに、株式会社一条工務店が導入している加圧式浸透式を作用しているからです。この方法で建材を薬品に浸すことで、内部までシロアリが苦手な薬が染み込みます。

このように、こだわりの建材を利用することで、ダイケンホーム&サービスの住宅は耐震性や耐風性、耐久性に優れています。


以上がダイケンホーム&サービスの特徴です。もっと詳しく知りたい方は実際にダイケンホーム&サービスのホームページを確認してください。他のハウスメーカーや展示会情報をまとめてゲットしたい方はこちらで相談してみてください!