住友不動産とは、住友グループに属する大手不動産企業。戦後の財閥解体に伴い、住友財閥から不動産部門を独立させ、設立されました。設立当初は泉不動産株式会社という名称でしたが、1957年に住友不動産株式会社に社名を変更しています。現在では、住宅建設だけでなく、ビルなどの管理や宅地開発など多くの不動産事業を総合に展開しています。

住友グループには住友林業もありますが、住友不動産とはまったくの別物です。住友不動産が旧住友財閥の本社や不動産を受け継いでいるという点で格が上と言えるかもしれません。

住友不動産の特徴とは

住友不動産は不動産に関わる事業を多く展開している総合デベロッパーであると同時に、長い社歴を通して培ってきた様々なノウハウを持っています。この2つを武器を活かした住宅を提供しています。それでは詳しく見ていきましょう。

特徴その1 デザイン力抜群

住友不動産の住宅はデザイン性が優れていることが知られています。その証拠にグッドデザイン賞を何度も受賞しています。2015年も戸建住宅ではないですが受賞しています。そもそもグッドデザイン賞とは、優れたデザインで人々の生活を豊かにし産業の発展に貢献している建築に対して毎年与えられる賞。前身である賞と合わせると1957年からあり、日本の建築界での賞では非常に長い歴史を誇っています。毎年複数の建築が表彰されており、戸建住宅だけでなくマンションや集合住宅に与えられます。

住友不動産の長い歴史の中で育まれたデザインのノウハウが生きています。どうすれば人々にとって気持ちがいい・過ごしやすい・喜べる空間ができるかが追求されていると思います。このことは戸建住宅のだけでなく、すべての建築に対して言えることなので、様々な建築を多く建ててきた住友不動産だから実現できるのだと言えるでしょう。デザイン性を重視したい人は一度住友不動産の展示会や説明会に行って、どんな住宅を作っているのが体験に行くことをおすすめします。

特徴その2　性能も良い

住友不動産がこだわっている性能は耐震性です。住宅の工法として、2×4工法を採用し、さらにこの工法を発展させた工法を現場で用いています。2×4工法は北米の住宅工法であり、耐震性に優れているという特徴があります。それをさらに改良したのが住友不動産の工法です。しかも改良の方法が1つではなく、ホームページを見る限り3つあります。

1つ目が、ニューパワーコラム。建物の四隅に柱を追加して配置しています。他の面と接しているコーナー部分を強化することで、より耐震性を強化できます。これにより従来の住友不動産の住宅と比べると約30％も耐震性が強化されたみたいです。この方法で住友不動産は特許をとっています。

2つ目が、ニューパワーキューブ。簡単に説明すると、衝撃吸収材を用いることで地震の揺れを吸収する方法です。1階と2階をそれぞれキューブとみなして、それぞれを支えている部分に緩衝材（ダンパー）を設置しています。これにより最大で約50％もの揺れを吸収できることもあるみたいです。

最後が、スーパーパワーウォール。名前の通り2×4工法に用いる壁をさらに強化する方法です。外壁の仕上げ材の下にもう一枚壁を付け足すことで耐震性を向上させています。

このように住友不動産は耐震性に相当の力を入れています。特許を取っている技術もあり、独自の開発がしっかりしています。地震大国日本で少しでも安全な住宅に住みたい人には住友不動産の住宅を考えてみてほしいです。

特徴その3　幅広い事業に取り組んでいる強み

冒頭でも触れましたが、住友不動産は不動産事業を数多く展開しています。戸建て住宅に話を限定すると、不動産会社の仲介、土地紹介、分譲地、住宅の建設・リフォームなどを行っています。他のハウスメーカーだと上記の一部しか行えていませんが、住友不動産はこれらすべてを行っており、そのことによるメリットが多くあります。

その一つが、とりあえず困ったら住友不動産に相談できることでしょう。土地探しやリフォーム・メンテナンスなど住宅にはさまざまな問題がつきまといます。基本的には土地探しなら不動産会社、リフォームならリフォーム会社、メンテナンスならハウスメーカーへと問い合わせないといけません。しかし、住友不動産ならどれでも対応できます。利用者としては楽ですね。1点注意ですが、なんでも住友不動産に相談して解決してもらえばいいというわけではありません。内容によって住友不動産を利用することで、損になることもあるみたいです。しっかりと説明を受けた上で、住友不動産を利用するかどうか決めてください。失敗しても自己責任です。気をつけてください。

住友不動産の商品ラインアップ

• ・PREMIUM．J
• ・J・URBAN
• ・J・RESIDENCE
• ・BREATH
• ・WORLD DESIGN

以上が住友不動産の特徴です。もっと詳しく知りたい方は実際に住友不動産のホームページを確認してください。他のハウスメーカーや展示会情報をまとめてゲットしたい方はこちらで相談してみてください！