大成建設ハウジング

大成建設ハウジングは、大手ゼネコン(スーパーゼネコン)の一角を担っている大成建設から2006年に分社化したことが始まりです。大成建設というと、戦前に存在した大倉財閥の流れを組んでいます。規模の大きい高層タワーやダム、地下鉄を扱っているイメージが強いですが、その大成建設の中にも住宅事業部がありました。事業部が発足した当初からコンクリー造を得意としていました。一時期は木造住宅も販売した過去がありますが、今では行っていません。


大成建設ハウジングの特徴とは

大成建設ハウジングは2006年に分社化して誕生していますが、特徴と言えるのは大成建設の住宅事業部の時代から培われてきたものです。ではどのような特徴があるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。


特徴その1 コンクリート造

大成建設ハウジングの住宅工法はコンクリート造です。コンクリート造を取り入れているハウスメーカーは珍しく、他にはレスコハウスくらいですかね。それくらい他社を見ても、取り入れていない工法です。その理由の一つに、コンクリート造で住宅を建てるのは難しいという理由があります。工期が遅れたり、強度のばらつきがあったりします。長年の経験がないとこれらの問題点を解決するためのノウハウを身につけることができません。

この点で大成建設ハウジングは、前身である大成建設住宅事業部の時代からノウハウを蓄積してきました。40年以上、コンクリート造にこだわって住宅を建ててきただけあります。壁や床をプレキャストとして予め製造しておき、現場で特殊な接合をほどこすことなどが代表的なノウハウみたいです。


特徴その2 坪価格がやや高め

コンクリート造にすると、どうしても価格が高くなってしまいます。どういうことかというと、地盤を強固にするために費用がかかってしまうからです。一般常識的に考えて、コンクリートは木材や軽量鉄骨よりも重いですよね。ということは、地盤がしっかりしていない土地にコンクリート造を建てると、自重で地盤が沈下してしまう恐れがあります。また、完成当時は普通に建っていたとしても、地震などの影響で地盤沈下が起きる可能性もあります。

どちらにしろ、家が沈むと生活に支障が出てしまい、最悪の場合は建て直しとなります。このようなケースを避けるために、地盤を強固にします。もちろん費用は依頼主持ちです。今クリード造を建てるかどうかよく予算と照らしあわせて考えてください。


特徴その3 耐久性能が高い

コンクリート造の家の価格は高いですが、住宅の性能は高いと言われています。まず、強固な地盤にしっかりとした住宅を建てるので、耐震性に優れています。また、コンクリートは熱を逃がしにくいので、断熱性能に高いです。

これからのメリットは大成建設ハウジングにかぎらず、コンクリート造を扱っているハウスメーカーに当てはまります。しかし、耐久性は大成建設ハウジングのコンクリート住宅ならではの特徴です。しっかりとした主要構造を独自の接合合金でくっつけているからでしょう。ここが長年のノウハウですね。


大成建設ハウジングの商品ラインアップ

  • ・パルコン

以上が大成建設ハウジングの特徴です。もっと詳しく知りたい方は実際に大成建設ハウジングのホームページを確認してください。他のハウスメーカーや展示会情報をまとめてゲットしたい方はこちらで相談してみてください!