緑の壁を家に取り入れると
- 色
- 壁
住宅の中には様々な色があります。床の色や天井の色、壁の色などなど。それらの色は家に雰囲気を出したり、住人に影響を与えたりします。ここでは壁の色が住宅にどのような効果をもたらすか見ていきたいと思います。
緑へのイメージと効果
緑と聞いて、みなさんはどんなことをイメージしますか?おそらく木や草、植物など自然に関わるものを想像したはずです。自然を連想させる緑には、
- ・リラックスできる
- ・ストレスが減らせる
- ・気持ちが穏やかになる
などの効果があります。これらの効果は自然の中にいるときに得られる効果と同じなので、森などにハイキングやキャンプした経験のある人は理解できるでしょう。
また、緑の濃淡や周りの色との関係で、住人に与える効果が違います。以下の写真を参考に、自分がどのような色の関係性のときにどんな効果を得そうか考えてみてください。そして、気に入った色の組み合わせがあれば、ぜひマイホームに取り入れてほしいです。
緑の壁の家
薄い緑。若葉の色に近いので、部屋に新鮮なイメージがもたらされます。滞在している人の気持ちをリラックスさせてくれます。アロマなどで自然な匂いが部屋に充満しているとより癒し効果がアップするでしょう。この色には、木の家具を用いると相性がいいです。
黄緑に近い緑。白が基調な部屋にワンアクセントつける緑の配色。床の色ともいい感じになっている。薄い緑は白や茶色と相性抜群。それぞれの割合によっても部屋の雰囲気が変わってきます。写真のように緑が少なくても、落ち着きなどの効果は得られるでしょう。
今度は緑が基調のなかに白が配色されている部屋。緑に囲まれている中に、白でワンアクセント付いている。
濃い緑を用いた部屋。薄い緑よりも視覚的なインパクトが強く、部屋全面に用いるというよりは壁の一部に用いることをおすすめします。家具や床との色を調整することで、部屋のなかにいろいろな雰囲気のある部屋が作れるでしょう。
やや深い緑。明るすぎず暗すぎないこの色は落ち着きの効果ばつぐん。精神面だけでなく、肉体面でも癒し効果があります。疲れた筋肉をほぐしてくれるでしょう。お風呂や洗面台に用いるといいと思います。柔らかい光があるとよりいい雰囲気になります。
青に近い緑。光の関係で、明るいところはより青に、暗いところはより緑に見える。壁の場所によって、色が違うので、緑だけでなく青による効果も期待できそうです。