住宅ローンが組めない当然の理由

マイホームを手に入れるには、ほとんどの人が住宅ローンを組みます。しかし、誰もが住宅ローンを組めるわけではありません。審査があり、残念ながら落ちてしまう人もいます。ここでは住宅ローンに落ちて当然である理由をあえて紹介します(笑)該当する人は落ち込まずに住宅ローンが組めるようになるまで辛抱してください!

早速ですが、落ちて当然だと思う理由はこちらです!

  • 自己破産をした経験のある人
  • 何社もの消費者金融から借り入れ、多くの負債がある人
  • 会社(自営業でも勤め人でも)の経営状態が今にも危険な人

ここに該当する人でも、住宅ローンを組めるかもしれません。それでは詳しく見ていきましょう。


自己破産をした経験のある人

自己破産に限った話ではないのですが、過去に金融事故を起こした人はそれ以降長期間住宅ローンはおろかその他のローンを組むことすら厳しくなります。ローンは金融機関からの信頼を勝ち取って、初めて利用できるものだから、当然ですよね。

住宅ローンはローンの中でも審査の厳しい部類に入ります。金融事故を起こしておいて、今度はちゃんと返済するからなどと泣きながら言われてもなかなかローンを組むことを許可できませんよね。信頼というのは過去からの積み重ねが大切ですから。いきなり改心したと言われても、信用することはできません。

金融事故後真面目に長期間(10年くらい)過ごしてきたなら、話は少しは違います。金融事故経験がある人で住宅ローンを組みたいと思っている人は、金融事故からの期間を十分にあけて住宅ローンに申し込むといいでしょう。


消費者金融から借り入れ、多くの負債を抱えてる人

人生ではローンを組むのは住宅ローンだけではないはずです。カードローンや車のローン、教育ローンなどいろいろな種類のローンを組む、または組んでいることでしょう。最近では奨学金の返済ができないで、困っている人がたくさんいるというニュースがありましたね。返済義務のある奨学金もローンの一種です。

これらのローンを組んでいる金融機関は統一してありますか?それとも別々の金融機関を利用していますか?

後者に該当する人は要注意です。金融機関によって返済日はばらばらなので、ローンの返済日に口座の残高が足りないなんてことになりかねません。「返済が滞る=信用が失われる」と認識してください。

ちょっとしてことが返済できない負のスパイラルに入ることになるので気をつけてください。多くの負債を抱えるとブラックリストに載り、ローンを組めなくなります。早めにローンを統一してしまうことをお勧めします。第四銀行のように、「参加金融機関(シンジケート団)との契約は、お借り入れ条件を統一し、一つの契約書を作成してくれる銀行もあります!


勤務先の経営状態が今にも危険な人

住宅ローンの審査では職業と年収はチェックの必須項目です。現在だけでなくこれから先も安定した収入源があり返済能力があるかどうかが重要なポイントになります。

「会社の経営業況が悪い=将来的な返済が危ない」と判断されるので住宅ローンの審査に通ることはほぼ不可能でしょう。現時点で返済能力があったとしても、将来的に収入が安定しそうにないと住宅ローンを組むことはできません。会社の経営が危ない場合は住宅ローンをあきらめるか、思い切って転職してから住宅ローンに申し込みましょう。

でも転職後すぐに住宅ローンに申し込んでもおそらく審査に落ちるでしょう。勤続年数も審査の対象になるので、1-2年は最低でも待ってから申し込むのがベストです。



このような理由で住宅ローンに落ちるのは当然です。でも、わかる通り住宅ローンを組める可能性はゼロではないので、時間が経つのが待つなどして住宅ローンが利用できる時期まで辛抱してください!