住宅ローンの審査に落ちる意外な理由とは!?
マイホームがほしい人はたくさんいるはずです。人それぞれマンションを選ぶか戸建て住宅を選択するかは違ってきます。しかし、どちらを選択したとしても、ほとんどの場合住宅ローンを組まないといけません。よほど貯金がある人しか、一括で住宅を購入することはできません。
住宅ローンを組むには審査があります。ということはお金を借りれるかどうか判断されます。住宅ローンの審査に落ちれば、住宅を手に入れられません。ここでは、あえて落ちた理由を説明することで、これから審査に申し込む人には落ちないようにしてほしいと思っています。仮に審査に落ちたとしても、住宅ローンはさまざまな金融機関で利用できるので必ず組めるくらいの思いをもってくださいね!
住宅ローンが借りられない盲点
住宅ローンの審査にたくさん申しこめば、どこかの銀行で住宅ローンが借りられると思っている人が多いでしょう。確率的な話をすれば当然そうです、多く申しこめば申し込むほど、住宅ローンを組める確率はあがります。しかし、中には住宅ローンの審査に落ち続ける人がいます。そんな人の落ちるのは、意外と知られていない・盲点のような理由のせいかもしれません。
キーワードは「滞納」と「履歴」です。
わたしたちの身の回りでは月々に使用料金が請求されるものが多くあります。日頃の生活に欠かせない電気・水道・ガスなどがすぐに思い浮かぶでしょう。人とのコミュニケーションツールとして欠かせない携帯電話もその代表的な例です。
それらの料金は毎決まった日に請求書や引き落とし明細が自宅に郵送かe-メールなどで届いているはずです。
公共料金は請求書で送られてきて、コンビニで支払うか振り込むかで支払いを済ませている人は多いでしょう。このような場合は支払いが遅れたり、滞納したりしても住宅ローンの審査に影響は与えません。このような支払い方法では滞納履歴に残らないからです。
クレジットカード払いはNG
履歴が残らない場合はちゃんと支払いすれば問題ありません。公共料金を窓口(コンビニ等)で支払いを忘れれば、電気料金の場合には送電が止められたりするだけです。料金を払えば、一定期間内に送電が回復します。しかし、最近では公共料金をクレジットで支払うこともできます。公共料金に限らず、携帯電話代や税金などの支払いをクレジットカード払いにしているケースが増えてきました。クレジットカードの支払いで滞納すると、履歴に残ってしまいます。滞納履歴があるということはその人の信用性を下げる証拠になってしまうので、住宅ローンの審査に影響してきます。
滞納履歴はいつまで残る?
クレジットカードでの支払いに滞納した記憶がある人もいると思います。そんな人はいつまで滞納履歴が残るのか?滞納履歴は消せないのか?と疑問に思うはずです。実は、滞納履歴は消えます。「あること」すれば、支払いや返済の状況の履歴がどんなに時間がかかっても5年で消えます。では「あること」とはどんなことなのでしょうか?
それは、滞納した金額をちゃんと完済すること。完済した日から5年後まで履歴が残ります。5年も履歴に残るなんてと思う人もいるでしょう。でも住宅ローンの返済では滞納すると困るのは私たちだけではなく、銀行側も困ります。銀行側からすると、住宅ローンの返済期間の半分にも満たない5年間で支払いに滞納がある人にお金は貸せないですよね。でもこのような情報はどこが蓄積し管理しているのでしょうか?
信用情報機関というもの私たちの信用情報を管理しています。住宅ローンに申し込むと、各金融機関がそれぞれ関係のある信用情報機関から情報提供をうけ、審査のための資料として利用します。その資料をもとに住宅ローンの審査を行います。
住宅ローンは一生をかけて、滞納なく返済することが求められています。病気や災害などやむないことが起きた場合を除いたとし、お金を借りたら決まった期日までに返すのが常識でしょう。このことを心がけていれば、クレジットカードでの支払いを滞納したことが理由で住宅ローンが組めなくなることはないです。皆さん気をつけてください。心当たりがある人は信用情報機関にすぐに確認して、滞納があればすぐに完済してしましょう。