フラット35とは

  • 体験談

こんにちはー

この間、フラット四兄弟について簡単に触れたましたね。
ここでは、フラット四兄弟の長男である、「フラット35」について説明したと思います。


復習ですけど、フラット35は全期間固定金利型のローン。


実は、以前はフラット35とは呼ばれでいませんでした。

というのも、かつては住宅金融公庫がその資金から住宅を購入する人にむけて融資していましたが、2003年を機に資金調達の仕方や内容が変更されたからです。(名称は2004年に変更)

現在ではほとんどの銀行や信用金庫で利用できる代表的なローンの1つになるまでなりました。


そんなフラット35には2種類あるんです。


「ええええ??」


と焦る人もいるかもしれません。しかし、本当に2種類あるんです。
買取型と保証型のふたつがあります。現在主流となっているのは買取型、だんだんと普及しているのが保証型です。まずは買取型から見ていきましょう!



フラット35買取型とは


フラット35買収型とは、住宅金融支援機構が金融機関の融資した債権を買い取り、買い取った債権を担保にし債券を発行して、金融市場から資金を調達するというもの。
ほかのサイトなどで「証券化」なんて用語がよくつかわれて説明されているところを簡単に噛み砕いた説明です。


この説明で「住宅金融支援機構と金融機関が提携した」ローンの意味が分かったのではないでしょうか。


住宅ローンを組む本人とのやりとりは金融機関が行い、資金は住宅金融支援機構によって集められます。


買取型の特徴の一つが、住宅金融支援機構と金融機関の両方が関係しているので、どのローン条件をどちらが決めるかはしっかりと分かれています。


主なものを取り上げていきます。住宅金融支援機構が決めているものは、

  • 融資の限度額が8000万円であること
  • 保証料が0円であること
  • 融資の割合が9割以下であること
  • 返済負担率が収入が400万円以上で30%以下、400万円以下で35%以下であること
  • 繰上げ返済の手数料が無料であること(繰上げ金が100万円以上のとき)
  • 返済期間が15年から35年までの、固定金利であること

保証料と繰り上げ返済が0円なので、住宅ローンを組む側にはありがたい条件となっています。

全期間固定金利なので合計返済額が金利の変動に一切影響されないは借りる側にとっては魅力的ですよね。(返済プランが立てやすいという点で)


やはり、公的な住宅金融支援機構が決めている条件なので、民間機構が決める場合と比べると、借りる側にメリットがあります!

ただ、融資限度額や返済負担率が設定されている点が残念です。
まあ、少し面倒くさいですが、ほかのローンと併用したり夫婦の収入を合算する方法で解決することもできます。


一方で、金融機関が決めているのは金利。

住宅金融支援機構が提示した金利に対して、金融機関が経費などを計上して金利を決めています。

なので、一口にフラット35といっても、金融機関によって金利はことなります。
もしフラット35を利用される場合は、なるべく金利が安い金融機関でローンを組むようにしましょう。


もう一つの特徴が、住宅金融支援機構と金融機関が関わっているので、借入までに時間がかかる傾向にあります。
金融機関に余裕をもって住宅ローンの申請することを強くお勧めします。


その他の特徴としては、団体信用保険が任意加入です。もし加入する場合は別途加入しないといけません。
返済不可能になることも考えて、加入するかどうか十分に検討してください。


もっと詳しくフラット35買取型について知りたい方はお近くの銀行や信用金庫に問い合わせてみるのがいいと思います。


フラット35保証型についてはこちらで説明しているので気になる方は見てください!