フラット35(保証型)とは

  • 体験談

こんにちはーー


フラット四兄弟って僕が勝手に作ったんですけど、意外と気に入ってるんですよね。

みなさんはどうですか?

僕としてはどんどん使ってほしいですね笑 覚えやすいですし!


そんなことは雑談ねので、ここでの本題に入って行きたいです。


以前、フラット35については触れ、買取型を詳しく説明してきましたね。
ここでは、フラット35のもう一つである「保証側」について説明していきたいと思います。


フラット35には2種類もあり、ややこしいって思う人もいるのではないでしょうか?


ややこしいと思っているのはたぶん僕達だけではないはず。
おそらく銀行もそう思っています。だから銀行では通常「フラット35」と書いてあれば買取型、「フラット35(保証型)」と書いてれば保証型と私たちにわかりやすく明記してます。
私達が勘違いしてしまうと、ローンの条件などの話で齟齬が生まれてしまいますからね。


では、具体的にどのポイントで買取型と保証型は違うのかを見てきましょう。



買取型と保証型の違いとは?


フラット35とフラット35(保証型)は名前は似ていますが、内容は大きく違うところがあります。


そもそもの保証型は、買取型のように住宅金融支援機構が債権の買取を行わないで、債権を担保とするローンに住宅金融支援機構が保証を行うもののこと。
この時点で買取型とは違いますね。


買取型と違う点を挙げると

  • ローンの借換えとして利用できること
  • 融資上限の8000万円以下なら、購入価格の100%以内で融資すること
  • 団体信用生命保険の加入が必須であること
  • 繰上げ金が金額に関係なく3150円であること

特に注目すべきなのは、融資の割合が8000万円以下なら購入価格の100%までであることです。昔は頭金は購入価格の3割から4割が平均でしたが、最近では頭金をほとんど用意しないで住宅ローンを組む人もいます。そんな人のように頭金が住宅の購入価格の10%以下である時は、保証型を利用すれば住宅ローンを組むことができます。(買取型でも複数の住宅ローンを組み合わせれば可能)


このような説明をすると、自己資本の少ない人は保証型をおすすめしているように聞こえます。


でも、民間の金融機関を利用するという選択肢もあります。
金利や諸費用などでかかる総費用を比較した上で、保証型と民間銀行のどちらを利用するかを決めてください。



一方で、自己資本の多い人にとっては、保証型では合計返済金額が多くなってしまうので、利用することをお勧めしません。なぜ合計返済額が高くなるかというと、保証型の金利が買取型に比べて高いからです。全期間固定金利なので、買取型に比べて「金利が高い=合計返済額が高い」こと意味します。



最後に、保証型を扱っている銀行はまだまだ少ないです。
保証型は2007年に始まったローンプランで、三菱東京UFJ銀行や千葉銀行などに利用できる銀行が限られています。

そもそも保証型を選択できない可能性もあるので、まずは自分の普段利用している銀行などで、どこで利用できるのかを確認するべきでしょう。


フラット35保証型については理解できましたか?わからないときは周りの人や銀行、相談所などに相談してみてください。
まだまだフラット四兄弟は三人いるので、根気強く理解していきましょう!フラット35sはこちらから