フラット35sとは

  • 体験談

こんにちはーー


ここでは、フラット四兄弟の次男「フラット35s」について説明していきます。


フラット35の買取型と保証型については前に触れ、それぞれについて詳しく説明してきました。
みなさん読んでくれましたか?読んでいない人はまずは こちらを読んでからこのページにもどってきてください。


フラット35と何が違うの?「s」がついただけで内容は変わるの?


って思っている人が多いでしょう。結論から言えば、ローンの内容が少し変わります。それも私達利用者にいい方向に変わります。


フラット35との違いとは


そもそも、フラット35sとは、「ある一定の基準を満たした住宅のみが対象となるフラット35」のこと。
フラット35の中にフラット35sが含まれています。

フラット35s フラット35

で、そのある基準ってどんな基準なの?と気になる人もいるでしょう。
2015年5月の時点では、ある一定の基準というのは大きく以下の4つ

  • 省エネルギー性
  • 耐久性・可変性
  • 耐震性
  • バリアフリー性

この4つのなかでも、さらにいくつかに分かれ、そのいずれかの基準を1つ以上満たす住宅がフラット35sを利用することができます。このページではフラット35sの大枠をとらえてもらうことを目的としているので、詳しいことはこのページを参照してください。


フラット35sを受けられる条件を満たしていると、金利が一定期間下がります。つまり、フラット35よりも返済総額が減るということです。


具体的には、フラット35の金利が(2015年5月の時点で)0.6%一定期間下がるという優遇処置。
時期によって、金利の引き下げ幅は変わる可能性があるので、自分が借りるときには引き下げ幅を確認してください。


優遇処置は全期間で実施されるわけではありませんが、一定期間だけであっても金利の引き下げは借り手としては非常に大きな処置ですよね。
例えば、優遇処置を受けられるのが5年間だとしましょう。返済年数25年で3000万円を借りた人で、フラット35とフラット35sで比較してみましょう。

フラット35 フラット35s 比較

返済総額の差が約100万円違ますよね。
また、月々の返済額もフラット35sのほうが全期間を通じて安い!


フラット35よりもフラット35sのほうがお得です。
そのためには、建売を購入するときや注文住宅を建てるときに、住宅に対する条件を満たしているかどうかしっかりと確認してください。



もう1点注意です。フラット35sは、フラット35と違い、申し込みが常に行えるわけではないです。


フラット35sへの予算額があるので、予算額に到達する見込みになると、受付・申し込みができなくなります。


突然受付ができなくなるというわけではなく、終了する約3週間までに住宅金融支援機構のホームページに掲載されます。


フラット35sを考えている人はまずは確認するようにしてください!



ここまで僕の知識内でフラット35sについて説明しました。わかっていただけたでしょうか?
フラット四兄弟についてもっと知りたい人は、フラット20ならこちら、フラット50ならこちらを参考にしてください。