フラット50とは

  • 体験談

こんにちはーー


ここでは、フラット四兄弟の末っ子「フラット50」について説明します。
末っ子って言うと、返済期間が一番短いフラット20のようなイメージがしますが、気にしないでください笑

これまでのフラット35や35s、20などが結局はフラット35の仲間だったので、どうせフラット50もフラット35に含まれるのでしょ?と思っている人がいるはず。


そう推測するのはいいことです。ただ、単に記事を読むだけでなく、先を予測できることは、住宅を手に入れるために重要なスキルです。先を予測できる人ほど、住宅の購入の際に、トラブルに巻き込まれるケースが少ない気がします。


でも、ここではその推測は違います。
フラット50はフラット35に含まれていません。


フラット50とは、返済期間が最短36年で最長50年の全期間固定金利のローンのこと。


特徴の一つが、住宅ローンの審査が非常に厳しいこと。
返済期間が非常に長いのがで、借り手と物件の両方に厳しい審査があります。

でも、審査が厳しいのは当然です。返済期間が長いほど、銀行は融資が回収しにくくなります。返済期間が36年から50年なので、仮に40歳でローンを組んだとしても完済した際の年齢が76歳から90歳の間。日本の平均寿命を考えると完済前に亡くなる可能性もあります。

なので、フラット50を利用できる条件に、契約者が1人の場合は44歳未満と定められています。親子で利用できる親子リレー返済というものがあります。


また、物件に対しては、長期優良住宅の普及の促進に関する法律に基づいて建築された住宅が対象となっています。ローンの担保となる物件がローンの完済前に老朽化して使えなくなるのを避けるためです。担保物件が資産価値0になったら、負債を回収できない可能性がありますからね・


フラット50を利用することで、フラット35に比べ月々の返済額は小さくなりますが、合計返済額は大きくなります。


ただ、フラット50の長期優良住宅はメンテナンス費がほかの住宅に比べてかかりません。
他の住宅ローンの総費用と比較して、フラット50のほうがメリットがあれば利用を検討してください。



僕としては、50年間も住宅ローンを払いたくないので、フラット50は選択肢外。
まあ僕の注文住宅は長期優良住宅ではないですし。

これで、フラット四兄弟の説明は一通り終わりました。振り返りた人はこちらから復習してください。